法人向けファイナンスアプリ「BlueBank(ブルーバンク)」を提供するScheeme株式会社は、2023年6月にプレシリーズAラウンドにて、約3億円を調達したことを発表しました。
引受先は、ジェネシア・ベンチャーズ、Z Venture Capital、SMBCベンチャーキャピタル、AGキャピタル、キャナルベンチャーズです。
金融機関同等のサービスを提供する「BlueBank」「BlueBank」は、持続的な成長を求めるスモールビジネスの経営者を対象としたスマートフォンアプリ。各種金融関連ライセンスを取得し、組み合わせることで、既存金融機関同等の「経営に必要なファイナンスサービス」をラインナップしています。
機能としては、請求書あと払い・分割払い、最大還元率1.5%のビジネスカード、複数の銀行口座の一元管理、経営者のモチベーションを喚起する与信・ポイントプログラム、ビジネスを成長させるための実行支援を提供中です。
さらなる機能拡張へ、まもなく新機能リリースScheeme株式会社は、今回の資金調達を、既存事業の実績と信用力が高く評価された証左と認識。今後の事業を進める礎とする構えです。
具体的には、さらなる機能拡張を行い、直感的に使用できるUI/UXと企業のステージに応じた柔軟かつ迅速な金融サービスを提供することで、全く新しい金融体験を実現していくとのこと。
なお、法人向けクレジットカード機能のリリースを、間近に予定しているようです。
投資家の見解Z Venture Capital インベストメントマネジャーの湯田将紀氏は、「『Bluebank』は既存金融機関の枠を超え、中小事業者の夢を支えるサービスです。特化したプロダクトとオペレーションの融合により、金融業界に風穴を開ける新たな可能性を感じました」とコメント。
そのほかの投資家も、スモールビジネス向けの金融ソリューションの重要性、与信におけるデジタルデータの利活用による進化の可能性などを示唆し、「Bluebank」の成長と新たな金融体験の実現に期待しているようです。
参考元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000016.000049194.html
(文・Higuchi)