2024年より、介護事業所において事業継続計画(BCP)の策定が義務づけられることを踏まえ、BCPへの注目が集まっています。また介護事業所以外においても、昨今の気候変動による自然災害の激甚化や、コロナ禍をうけ、BCP(事業継続計画)の重要性が高まっています。
今回は、CloudBCP株式会社が提供しているBCP策定・運用サポートサービス「CloudBCP」を紹介します。
※BCP(事業継続計画)とは、企業が自然災害、大火災、テロ攻撃などの緊急事態に遭遇した場合において、事業資産の損害を最小限にとどめつつ、中核となる事業の継続あるいは早期復旧を可能とするために、平常時に行うべき活動や緊急時における事業継続のための方法、手段などを取り決めておく計画のこと。(中小企業庁HPより引用)
BCPの策定・運用をサポートする「CloudBCP」「CloudBCP」は、BCPの策定・運用から課題管理、安否確認までトータルサポートするクラウドサービスです。アクシデント発生時に必要となるツールをまとめて提供しています。
アプリの手順に沿って必要項目を入力するだけで、自社に合わせたBCPを策定。策定にあたって特別な知識や技術は必要ないため、簡単に作成が可能です。また、トレーニング機能で訓練の記録を残せるため、監査に提出できる「BCP運用機能」も備わっています。
BCP発動時に必要となる作業や課題をあらかじめ登録できるため、危機的状況でも事業復旧に向けた行動を迅速にとることが可能に。さまざまな事業所タイプに対応しているため、BCPの導入において、雛形が対応していないといった悩みも解決できます。
実際に活用できる体制がない課題に着目
CloudBCPでは、机上の空論にとどまらず実際に活用できるBCP活動を行えるよう、経営者をサポートしています。しかしながら日本においては、BCP策定に膨大な時間とコストをかける一方で、運用(BCM)や継続的な改善、従業員への周知や訓練を行う機会が少なく、実際にアクシデントが発生した際に活用できる体制になっていないことも多いそう。
これらの問題を解決するため、CloudBCPでは2023年6月よりBCPタスク生成機能をリリース。同機能によって企業が抱えるBCPの有効性の低さを解消する構えです。
アンケートに回答するだけでBCPを自動生成新機能「BCPタスク生成機能」では、BCPに指定したアクシデントに対応したタスク計画を自動で生成します。
BCP作成アンケートに回答するだけで、BCPを自動生成。これをシステムが解析し、事前タスク(アクシデント発生に備えて実施すること)と、緊急タスク(アクシデント発生時に行うこと)を自動で生成し、サジェストを行います。
生成されたタスクはその場で編集・カスタマイズすることが可能。これにより、自社の状況に沿ったBCPタスクを設定できます。
生成されたタスクは、BCP発動ボタンを押すことで、各従業員に通知伝達が行われ、やるべきことを明確に伝えることができます。
企業を取り巻く環境やアクシデントが多様化するなかで、“アクシデント発生時に迅速かつ適切な対応を取ることができるか”という課題は、アクシデント発生後の事業継続性に大きく影響します。まだBCP策定をしていない企業は、一度検討してみてはいかがでしょうか。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000112324.html
公式サイト:https://www.cloud-bcp.com/
(文・我妻歩実)