株式会社C-RISEは、自動操作中にスクリーンショットを撮影し、BOT(ロボット)のファイルデータとして扱えるようにする機能をクラウド型RPAサービス「クラウドBOT」に追加しました。
Webブラウザを自動操作するBOTをノーコードで作成クラウドBOTは、Webブラウザを自動操作するBOTをノーコードで作成できる、クラウド型のRPAサービスです。独自の自動記録システムにより、ユーザーのブラウザ操作を記録しロボットを作成します。
専門知識や専用ソフト、実行環境の構築は不要。いつものWebブラウザだけでロボットを作成・運用することが可能です。
また、クラウドBOT利用時の通信や保存データは全て暗号化されるため、社内業務でも安心して利用できるでしょう。
Web画面の任意領域を撮影し、画像ファイルを生成今回、クラウドBOTに追加された機能は、BOTが自動操作中のWebページを対象に任意の範囲を撮影し、BOTのファイルデータとして扱えるというもの。「選択した範囲」「ブラウザ内に表示されている範囲」「ページ全体」など、さまざまな範囲を指定できます。
自動操作中に任意のタイミングでスクリーンショット撮影を行えるため、ログインや認証を必要とするページを撮影することが可能。また、1回のBOT実行で複数のスクリーンショットも撮影できます。
ファイルデータをBOTの実行結果としてダウンロードするほか、後続の自動操作でほかのサイトにアップロードする、APIやiPaaSを使用してほかのサービスに連携する…といった使い方もあるようです。
新機能の主な活用例クラウドBOTの新機能は、さまざまな場面で活用できます。
「前日の売上グラフを撮影して、営業チームのグループウェアに貼り付ける作業を自動化する」「URL一覧をもとに各ページのスクリーンショットを撮影し、ファイルとして出力する」などが活用例として挙げられます。
また、「IPカメラの画像を定期的に保存し、公開用Webサイトにアップロードする作業を自動化する」「Webサイトからリアルタイムな情報を撮影し、サイネージコンテンツとしてアップロードする」といった活用も想定しているとのことです。
参考元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000043.000049789.html
「クラウドBOT」サービスサイト:https://www.c-bot.pro/
(文・Haruka Isobe)