長野県飯田市、株式会社オリエンタルコンサルタンツ、Intelligence Design株式会社、アイサンテクノロジー株式会社の4者は、リニア時代を見据えた都市サービスへのデジタル技術の実装に向けた連携協定締結を、2023年7月14日(金)に締結しました。
飯田市の「いいだ未来デザイン 2028」飯田市では、「いいだ未来デザイン 2028」と銘打った総合計画を推進中。“リニアがもたらす大交流時代に「くらし豊かなまち」をデザインする”という言葉のもと、12年間を計画期間として未来ビジョン・人口ビジョンを設定し、4年ごと(前期・中期・後期)の基本計画を定めています。
2021年~24年は、計画の“中期”に位置付けられており、この4年間の取り組み方針をまとめた「中期計画」が策定されました。
その中には、「リニア・三遠南信時代を支える都市基盤を整備する」「“結いの心”に根ざす教育を実践し、豊かな心とリニア時代を生きる力を育む」など、13の基本目標が盛り込まれています。
飯田市版3Dデータ連携基盤を構築し、施策を検討今回の連携協定では、協定者が持つ資源を有効活用した取り組みを推進し、「いいだ未来デザイン 2028」の実現に貢献すべく、デジタルツインを活用した都市サービスとして、地域の賑わい創出と安全・安心な移動の確保、リニア中央新幹線駅を最大限に生かしたまちづくりを目指します。
まずは、飯田市版3Dデータ連携基盤の構築を検討。その基盤を活用し、さまざまな施策の検討を進めていく予定です。
例えば、サイバー空間で自動運転車の導入評価を検討したり、リニア駅を中心とした地域のくらしと一体となった地域公共交通サービスを検討したりと、飯田市の都市サービスの高度化を模索します。
ほかにも、リニア駅を中心としたまちづくり、リニア駅舎や交通広場、リニア駅周辺の道路空間、交通処理などを検討予定です。
参考元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000103.000050415.html
(文・Higuchi)