IT/AIシステムの開発・運用を行うSurpassOne株式会社(以下、SurpassOne社)は学習サービス「SurpassOne(サーパスワン)」を法人向けサービスとしても利用できるよう、ChatGPTを使用したAPI提供を開始しました。
短時間での教材の量産、人件費のコスト削減を実現SurpassOneは、国家試験や人気資格、知識やスキルアップのための問題集など幅広い分野で作成・販売・購入が可能な学習サービスです。
問題作成をする講師は副業や本業にするためのステップアップとして活動でき、受講生は就職や転職、リスキリングなどに役立てられます。
今回、SurpassOne社が発表した法人向けの学習サービスは、オンラインで効率よく、大量に教材を作成できるというもの。
通常、社員教育などの資料作成には人件費・時間などコストがかかりますが、同サービスでは、同社独自のAI技術とChatGPTを掛け合わせた自動生成AIを活用し、短時間での教材の量産、人件費などのコスト削減を実現します。
既存の教材をサービス内で一元管理会社の教育体制に合わせてカスタマイズできる点も、SurpassOneの法人向けサービスの特徴です。固定のプランを用意せず、会社に合わせたカスタマイズによって会社に適した機能を導入することができます。
API連携によって、すでに導入しているサービスを使用することも可能。一から新たにサービスを利用する必要がないため使い慣れたサービスをそのまま使えます。
さらに、SurpassOneの法人向けサービスでは、既存の教材をサービス内で一元管理。教材を統一し、共有を円滑化することで、業務効率アップにつなげます。
ChatGPTを使用した問題生成AIの使い方SurpassOneでは、実際に問題生成AIを試すことが可能です。問題生成ページは、最大50問を生成できる「受講生ページ」と、最大300問を生成できる「講師ページ」の2種類。
ユーザーが問題のカテゴリーや利用目的、ゴールを選択・入力すると、問題生成AIによって問題文の構成が自動で作成されます。その後、セクションや問題数が構成された問題集は編集・削除で自由に修正が可能です。最後に問題集が公開され、実際に試せます。
社員の作業負担を抑えながら、効率的に教材を作成したい企業にとって、SurpassOneは強い味方になるかもしれません。
参考元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000112203.html
(文・Haruka Isobe)