株式会社Second handは、ChatGPTのAPIを利用したLINE bot「AIチャットちゃん」を正式にリリースしました。
同社によると、2023年3月より「AIチャットちゃん」α版の提供を開始し、以降約5か月間で6万人以上が利用したといいます。
検証やアンケートを行いユーザーファーストの開発を進め、今回新機能である「Webブラウジング」を追加しました。
経営コンサルタント・英語の先生など“話し相手”を選べる「AIチャットちゃん」は、ChatGPT(生成AI)を活用した“LINEでAIとお話ができるサービス”です。LINEで友だち追加するだけで、ユーザーは知りたいこと、人には言えない悩みなどをAIに相談できます。
例えば「転職って何からやればいいのかな?」「文章チェックして」といったメッセージを送ると、AIが学習情報をもとに回答。
「経営コンサルタント」「英語の先生」「エンジニア」など、用途に合わせてカスタマイズ話す相手を設定することも可能なため、使い方次第でプライベートだけでなく仕事にも活用できます。
動画検索、複数機能の同時利用に対応「AIチャットちゃん」は動画検索にも対応。ユーザーが「〇〇のやり方を教えて」とメッセージを送ると、AIがメッセージの内容に適した動画をピックアップします。
そのほか「AIチャットちゃん」では、複数の機能を同時利用する、AIにニュースを英語で教えてもらうといった便利な使い方もできるようです。
新機能「Webブラウジング」ChatGPTは2021年までの学習情報から回答を行うため、「今日の天気は?」「アイドルの〇〇について教えて」などの質問に回答ができなかったり、虚偽の回答を行ったりすることが課題でした。
今回の正式リリースで追加された新機能「Webブラウジング」では、AIチャットちゃんをインターネットに接続することで、この課題を解決。ユーザーのメッセージから必要に応じて、AIがインターネットから自動で情報収集します。
これにより信頼度の高いリソース・最新情報にアクセスして、より日常使いできるサービスを実現しました。
参考元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000010.000067626.html
(文・Haruka Isobe)