ヘルプデスク業務では「同じような問合せに同じ返信をすることに時間を取られている」「質問の割込みで発生する業務の中断」などの課題があるといいます。
昨今、さまざまな企業がヘルプデスク業務を自動化するために、生成AIサービスを活用した“Q&Aリストの作成”を行っていますが、「生成AIに指示を繰り返す」「テキストをコピーする反復時間がかかる」など、非効率な作業が発生しているとのこと。
そんなヘルプデスク業務の効率化を促進するために、アディッシュ株式会社は、チャットボット「hitobo」に新しい機能を追加しました。
自動応答で聞く側・答える側の負荷を削減「hitobo」は、ノーコードでチャットボット・FAQ検索ページを構築できるAIチャットボット。Q&A自動生成、Q&A更新、チャットボットへの反映、問い合わせ履歴分析の一連の作業を円滑化し、社内FAQや顧客対応における業務効率化や生産性向上に貢献します。
“言い換え”も認識する「hitobo」は、質問をその場で解決したり、問い合わせ内容に合った誘導先(問い合わせ窓口、説明ページなど)に自動で振り分けたりすることが可能。1次対応を自動化することで、担当者の負担だけではなく、利用者が情報を探す手間も軽減します。
PDFやURLの読み込みでFAQを自動生成※画面イメージ
今回「hitobo」に、PDFやURLを直接読み込ませるだけで、生成AIによってFAQを自動生成できる機能が追加されました。
同機能では指定した数のQ&Aを生成すると同時に、Q&Aのカテゴリー分類も自動作成します。社内で簡単にFAQの作成と更新ができるようになり、作業の効率化が進むでしょう。
新機能の追加とともに、アディッシュ株式会社は導入支援として、自動生成されたQ&Aの質問カテゴリーの体系的な設計・分類の完成までを伴走するサポートを開始すると発表。2023年9月下旬から提供開始予定です。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000171.000029662.html
「hitobo」公式サイト:https://hitobo.io/
(文・我妻歩実)