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サイダス、人材データプラットフォームをベトナム現地企業へ提供。グローバル企業の人材管理を円滑化

Techable 2023年9月27日 20時0分

近年、離職率を低下させ、組織への定着率を向上させる効果があるとして、仕事に対して誇りややりがいを持ち、自ら主体的に考えて前向きに仕事に取り組む心理状態を表す「ワークエンゲージメント」という概念が注目されています。

ワークエンゲージメントを高めるには、キャリアビジョンを明確化して具体的な目標を立て、1on1を通じた継続的なフォローや適切な評価・フィードバック、フィードバックの納得度調査というプロセスを経て、1on1で上司・部下の評価に対する認識をすり合わせ、新たな目標への挑戦を促す「目標管理循環サイクル」を回し続けることが大切なのだそう。

そこで株式会社サイダスは、目標管理ができるほか、対話や振り返りなど1on1ミーティングの効果を最大化する機能を搭載した人材データプラットフォーム「CYDAS」を開発。

今回、日本・ベトナムに拠点を持つグローバル企業の人材管理をよりスムーズにし、組織への人材定着率を向上させることを目指して「CYDAS」をベトナム現地企業へ提供しました。

やるべきことを明確にする「目標管理」

「CYDAS」は、日本語・英語・韓国語・ベトナム語に対応した人材データプラットフォーム。機能を掛け合わせて循環サイクルを回せるように設計されており、一人ひとりのワークエンゲージメントを自然と向上させ、組織を強くします。

同プラットフォームは「何を」「どのように」達成するのか、期待する効果は何か、などの項目が用意されているため、システムに沿っていくだけで具体的な目標立てができ、被評価者が主体的に業務に取り組みやすくなります。

項目を柔軟に設定できるため、自社の評価制度や承認ルートをそのまま再現可能。デフォルトの目標管理フォーマットを用意しているため、簡単に利用開始できます。

1on1に対する所感を記録

定期的な1on1は、上司と部下の関係性の質を向上させ、ワークエンゲージメントを高める効果があります。

「CYDAS」の1on1機能「1on1 Talk」では、過去の対話の記録が残せるのはもちろん、上司・部下それぞれが1on1に対する所感を記録することで、互いの認識のずれを防ぎ、1on1の質を上げるサポートが可能です。

2019年、ベトナムの離職率は24%

ベトナムは、キャリアアップ志向の若者が多く、目標に対して実直に取り組む人が多い国とも言われています。一方で、スキルアップにつながる職場やより良い労働環境を求めて転職をすることが多く、2019年には離職率は24%に上っています。

ベトナム版「CYDAS」は、日本版「CYDAS」のワークエンゲージメントを高める仕組みはそのままに、ベトナムの働き方・文化に合うように機能をカスタマイズしたものです。

今後、株式会社サイダスはグローバル企業の組織強化につながる製品を目指し、引き続き機能開発を進めるといいます。

参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000104.000016507.html

ベトナム版「CYDAS」公式サイト:https://www.cydas.com/vn/mbo/

(文・我妻歩実)

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