日本企業においてクラウド利用の需要が高まる中、システム連携をクラウド上で構築するiPaaS(integration Platform as a Service)に注目が集まっています。
このたび、iPaaSのパイオニアであるBoomiは、DXのためのコンサルティングサービスを提供する株式会社Sazae Japan(以下、Sazae)とのパートナーシップ締結を発表しました。
BoomiはSazae初のiPaaSパートナーとして、企業におけるシステム間連携の課題解決に貢献する構えです。
iPaaSをグローバルに展開するBoomiBoomiは、米国ペンシルベニア州に本社を構え、東京都に日本オフィスを置く、iPaaSカテゴリーでトップのSaaS企業。膨大な顧客基盤と、Accenture、Capgeminiなど約800のパートナーとの世界的ネットワークを誇っています。
同社のプラットフォームでは、インテグレーション、マスターデータ管理、API管理、ローコードでのワークフロー設計などができる製品を提供中です。
同プラットフォームは、クラウド、オンプレミス、ハイブリッドクラウド環境に対応する柔軟でスケーラブルな実行環境をベースとしており、サブスクで提供しています。
提携の背景と今後の展開Sazaeは、オーストラリア・シドニーに本社を持つSazae Pty Ltdの日本法人であり、オーストラリアや日本をはじめ、ベトナムやシンガポールなどグローバルにビジネスを展開中です。
同社は、顧客のグローバルプロジェクトにおいて国別に存在する複数のサービスやシステムをまとめる案件に数多く携わる中、ServiceNowプロジェクトでBoomi連携をサポートしました。
その際、開発サイクルの完全なサポートや安定性・保守性などの観点でBoomiに関心を持ち、今回のパートナーシップ締結に至ったとのことです。
Sazaeは、Boomiのソリューションをさまざまな業界の顧客に対して、技術的な提案だけでなく、ITコンサルティングサービスにおける上流工程からの総合的な提案に組み込めることを期待しています。
そして今後、Sazaeの顧客のシステム間連携における支援や、ServiceNow、コンテンツ管理システムDrupalといった案件における支援を展開する見通しです。
参考元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000029.000068656.html
Boomi Platform 公式サイト:https://boomi.com/ja/platform/
(文・Higuchi)