ICCサミットの中でも『スタートアップ・カタパルト』はスタートアップの登竜門と言われる、最も注目度の高いセッションのひとつだ。
Web3.0メタバースプロジェクト「XANA(ザナ)」を開発するNOBORDERzのファウンダー/CEOが、2023年9月4日~7日に開催されたICCサミット KYOTO 2023において日本最大級のピッチコンテスト『スタートアップ・カタパルト』で登壇し、入賞した。
経営者ら400名以上が登壇するICCサミットICCサミットは、第一線で活躍するトップリーダー(経営者・経営幹部・プロフェッショナル)が400名以上登壇し、3日間で業界動向やマネジメントに関する質の高い意見交換をする場。
ICCサミットの特徴はセッションの「真剣さ(クオリティの高さ)」と「プログラムの多様性」にあり、最大7会場同時開催されるセッションは「どのセッションも魅力的で選択に最後まで迷う」などが多くの参加者の声があがっている。
セッションでは事前応募にて選抜された、成長が期待されるシード・アーリースタートアップ約10社が、約7分間のプレゼンテーションを実施。日本を代表する起業家・経営者や投資家などで構成された審査員20~30名で総合評価が行われた。
『スタートアップ・カタパルト』で入賞したXANAXANAのプレゼンテーションは、現代社会において多くの人が抱えている「自己実現度、自己肯定感の低さ」を「全ての人にもう一人の自分ともう一つの居場所を」提供するというXANAのビジョン、ミッションで解決するということを主軸においたものだったという。
XANAがローンチ後1年間で築き上げた10億円を超える売上、導入実績、15万人にのぼる世界最大級のメタバースDAO、圧倒的な速度で進めてきた「AI×Web3.0×メタバース」技術のクロスオーバーをもとに、スピーカーであるCEO独自のエンターテイメント性を織り交ぜた展開で、多くの聴衆を感動させ、入賞に至ったそうだ。
メタバース構築・デジタル売買をワンストップで実現NOBORDERzは、米国ニューヨークとドバイを中心とした世界5か国に事業を展開する“次世代型エンターテイメントテクノロジーカンパニー”。ブロックチェーン技術に基づいたメタバース、NFTプラットフォームなどエンターテイメントとテクノロジーを融合させた事業を行っている。
今回のピッチコンテストで入賞したXANAは、同社が開発するWeb3.0メタバース、およびWeb3.0のインフラストラクチャー。
誰でも簡単にメタバースやアバター、ゲームを構築し、デジタルアイテムの所有権を自由に売買できるなど、Web3.0時代のメタバース展開に必要なすべてをワンストップで提供するプラットフォームとして、国内外で大きな注目を集めている。
過去の実績としては、東京オリンピック・パラリンピックのための東京都江東区のKotoハートフルミュージアムをメタバース化、フジテレビ番組『逃走中』をNFTゲーム化しメタバース展開…などがあげられる。
参考元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000110.000080034.html
(文・Haruka Isobe)