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最大15mの大型部品を高精度スキャン!AI活用“ハンディ3Ⅾスキャナー”で製品開発・検査の効率アップ

Techable 2023年11月1日 17時40分

立体物をスキャンして3Dデータとして取り込む“3Dスキャナー”は、製品開発・デザイン・整備などさまざまなシーンで活用されている。しかし、ハンディタイプの3Dスキャナーでは、大型で複雑な立体構造の表面を三次元測定するのは難しいという。

こうした課題を受け、カナダ・ケベック州に本社を置く3D測定ソリューションのグローバルリーダーであるCreaformは、主要ラインナップ「HandySCAN 3DTM」に工業用3Dスキャナー“MAXシリーズ”を新たに加えた。

同シリーズはAIを活用した高度なアルゴリズムを搭載しており、比類ないトラッキング能力を発揮して、複雑な大型部品を高精度で3Dスキャンできる。

大型部品を高精度で3Dスキャンする「MAXシリーズ」

MAXシリーズは、およそ1m×1mの広範囲を3Dスキャンして、大きく複雑な表面を正確に三次元測定できる工業用3Dスキャナー。

短い焦点距離で高品質のスキャンが行えるほか、長い焦点距離では高速で大型部品を測定できる。測定技師でなくとも、最大15メートルの大型部品を最適に測定することが可能だ。

優れた性能の秘密は、AIを組み合わせた高度な画像処理によって表面測定を最適化する技術である。これにより複雑な構造をトラッキングする精度を高め、スキャン・プロセスの簡素化を実現する。

セットアップ簡単!CADソフトとシームレスに連携

MAXシリーズはプラグ・アンド・プレイ式*で、すぐにセットアップが可能。3DスキャンをCADソフトウェアに簡単かつシームレスに統合できるため、大型部品やアセンブリの製品開発や3D検査、リバース・エンジニアリングのプロセスの時間短縮や簡素化ができる。

*プラグ・アンド・プレイ(Plug and Play、PnP)とは、パソコン本体に周辺機器や拡張カードを接続した際に、OSが自動的にその機器を認識して必要な設定を行なう仕組みのこと
(NTT西日本 ICT用語集より引用)

スピード、精度、携帯性、そして使い勝手のよさを兼ね備えた“汎用性の高い”スキャナーであるため、航空宇宙、輸送、エネルギー、鉱業や重工業などの業界でよく見られる大型部品の測定を、簡単かつ効率的に行えるようになる。

これまでの3Dスキャナーの課題を解消するアイテムとして、今後も多くのメーカーで活用が期待されそうだ。

参考元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000049.000019276.html

Creaform 公式サイト:https://www.creaform3d.com/ja

(文・Haruka Isobe)

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