年の瀬が近づいてきたこの頃。年末年始に旅行を予定している人もいるだろう。長距離ドライブ、帰省ラッシュの備えとして持っておきたいのが“ドライブレコーダー”だ。
「70mai Dash Cam Omni(以下、Dash Cam Omni)」は、360°フルビューのドライブレコーダー。クラウドファンディングサイトMakuakeで3680万円の資金調達に成功した、注目のアイテムだ。
2016年に上海で創業し、世界各国で年間200万台のドライブレコーダーを販売する70maiの新製品である。
AIで不審者を検知するドライブレコーダーDash Cam Omniは、AI搭載のドライブレコーダー。140°広角レンズに加え、340°の回転で360°全方位を余すことなくカバーして記録する。
不審な動きで駐車中の車に近づく人をAIが感知すると、その人の動きをカメラが追跡し、録画。衝突が発生すると、車の揺れなどからAIがそのポイントを特定し、カメラが回転して衝突発生後最大30秒間映像を記録する。過失の判定に不可欠なその場の状況を録画し残すことができる。
駐車モード*1では、タイムラプスで連続的に記録することが可能。30分ごとに1分間のビデオに圧縮し記録する。タイムラプスで記録することで、メモリスペースの節約と車のバッテリーの消費を抑えられるのはうれしいポイントだ。
*1… 駐車中の監視には車のバッテリーから直接給電を行うためのオプションの購入と配線が必要
昼夜問わず鮮明な映像を記録Dash Cam Omniはコンパクトなボディながら、f1.5の明るい大口径レンズを搭載。より多くの光を取り込み、昼夜問わず鮮明な映像を記録するのに役立つ。
また、優れた低照度性能を備えており、暗いトンネルから出て明るい日光に当たるような急激な明るさの変化、超ハイコントラスト条件下でも優れた色再現性を実現する。
1920×1080pxのフルハイビジョン高画質で記録するため、映るもの全てを鮮明に録画することが可能。
通常、高画質になるほどストレージ容量を圧迫し、ファイルが重くなり記録すること自体に負荷がかかるが、Dash Cam Omniはフルハイビジョンで十分な画質を保持し、システムを圧迫しないよう配慮した設計となっている。
危険な状況をAIが特定し、ドライバーに警告Dash Cam OmniはADAS(先進運転支援システム)を搭載しており、車両や歩行者、自転車などが関わる危険な状況をAIが特定し、ドライバーに警告する。
例えば、眠気やスマートフォン操作による車線逸脱の際、歩行者が飛び出したときなどに、警告音と共に音声で警告する。
またDash Cam Omniは消費電力の小さい“eMMCストレージ”を内蔵しているため、メモリーカードの追加購入は不要。初期費用やランニングコストを抑えられるほか、 運転中に電源が切れてしまった場合でも、データを保存する。
コンパクトながら多機能なDash Cam Omniは、長距離ドライブ、帰省ラッシュの備えとして活躍してくれそうだ。
参考元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000105415.html
製品ページ:https://amzn.to/3u9FtRl
(文・Haruka Isobe)