製造業をはじめ、さまざまな分野で活用されている“3Dスキャナー”。昨今はフィギュアや模型の製作といった、個人向けの用途にも使われている。しかし、3Dスキャナーを初めて使う人のなかには「使い方が難しそう」と躊躇する人も少なくない。
そこでクラウドファンディングサイトのMakuakeに登場したのが、初心者でも簡単に扱える3Dスキャナー、3DMakerproシリーズ「Seal」だ。プロジェクト期間は11月21日~12月27日。現在、すでに目標金額を達成している。
約250gの軽量3Dスキャナー「Seal」3DMakerproの製造メーカーであるJimuMetaは、2015年中国の広東省深セン市で設立された企業。今回、3DMakerproの日本正規代理店であるAPPLE TREEは、「Seal」のプロジェクトをMakuakeにて開始した。
「Seal」は0.01mmのスキャン精度を実現する、約250gの軽量3Dスキャナー。リバースエンジニアリング、修復、カスタマイズなど、高精度が要求される業界に対応している。
0.05mmもの解像度を誇る「Seal」は、同クラスの3Dスキャナーの最大5倍の解像度でスキャンすることが可能。24ビットのカラーカメラを搭載しており、スキャンモデルに鮮やかな色、コントラスト、複雑なディティールを加える。
誰でも簡単に3Dスキャンできる!「Seal」はマーカーポイントを対象物の表面に貼らずにスキャンすることが可能。1秒間に100,000点、オブジェクトを素早くスキャンし点群フレームを生成する。
使い方は簡単。まず本体に電源コードをさしてパソコンと接続し、専用ソフト「JMStudio」を立ち上げ、手順に沿って3Dスキャンするだけだ。
JMStudioはWindows、macOS、iOS、Androidに対応した無料ソフト。自動アライメント、ノイズ除去、簡単な修復などの機能を備えており、データ処理や後処理作業を効率的に行える。
操作が簡単で誰でも手軽に3Dスキャンできる「Seal」。3Dスキャナー初心者の強い味方となりそうだ。
参考元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000068.000030909.html
Makuake プロジェクトページ:https://www.makuake.com/project/seal/
(文・Haruka Isobe)