モーターで駆動し、ネジを締めたり緩めたりできる“電動ドライバー”。しかし、一般的なプロ用電動ドライバーは「重い」「大きい」「使いにくい」というイメージを抱かれがちだ。
そんなイメージを払しょくする、次世代のハイブリット電動ドライバー「HYBRO H500」が今回、クラウドファンディングサイトのMakuakeに登場した。
同製品は「パワーはプロ仕様なのに、非常にコンパクトで初心者がDIYでも使える」というもの。Makuakeでのプロジェクト期間は11月25日~2024年1月5日だ。
高速回転で作業効率をアップHYBRO H500は、先進デュアルレーザー距離計で注目を集める韓国の工具メーカーMAGPIE TECH INC.と、同じく韓国の工具メーカーTHE HIVEとのコラボレーション製品。世界24か国で累計販売50万台を突破したHYBROシリーズの新モデルだ。
HYBRO H500は片手にすっぽり収まるサイズでありながら、厚手の鉄製フライパンを貫通してしまうほどパワフル。最大250回転/分のパフォーマンスを発揮し、従来のドライバーツールでは体験できないような高速で確実なネジ締めと解体を実現する。
高速回転に加え、強力なトルク性能でネジの組み立て・分解の作業時間を手回しの5分の1まで短縮することが可能だ。
ワンタッチ2段階トルク調節で、簡単切り替え一般的に使われるL字型の電動ドライバーは、電動作業後に手回しドライバーに持ち替える必要がある。HYBRO H500はユーザーの多様な作業環境に対応すべく2段階トルク調整機能を備えており、ボタン1つで簡単に切り替えられる。
電気製品の組み立てなどの繊細な作業には1N・mの弱いトルクで、家具の組み立てといった作業には4N・mの強力なトルクで作業することが可能。手動使用時は最大15N・mまでの力に耐えられる。
パワフルさと丈夫さはそのままに、適切なトルク出力に合わせて使えるだろう。
ネジが最後まで入ると自動的に動作を停止一般的な電動ドリルを使用する場合、ネジが締まってこれ以上入らない場合でもビットが回り続け、ネジを摩耗させることが多い。 また、強い回転のためドリルが横に飛び出し、手をケガしてしまうこともある。
HYBRO H500はソフトウェアプログラミングHASS(HYBRO Auto Shut-down Sensor)により、ネジが最後まで入ると自動的に動作を停止するため、ネジ山の潰れと損傷を抑えられる。
従来の手動ドライバーの形状そのままに、パワフルかつ多様なパフォーマンスを発揮する同製品。セルフ家具組み立てやDIY、電子機器の分解や組み立てに重宝しそうだ。
参考元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000132075.html
Makuake プロジェクトページ:https://www.makuake.com/project/h500/
(文・Haruka Isobe)