世界170か国以上で無線LAN製品の開発、製造、販売を行うTP-Linkの日本支社であるティーピーリンクジャパンは、屋外利用対応のOmada PoEスイッチ「SG2005P-PD」の国内販売を開始した。
PoEパススルー*1での中継給電により、ギガビットの速度を損なうことなく、最長200m先までデータと電力の供給が可能だ。
*1… PoEで受電した電力を経由して給電する機能
屋外の過酷な環境下でも安定した動作を提供SG2005P-PDは、IP55の防塵防水構造・紫外線に強いUV耐性の筐体、-40~60℃の動作温度と4KVの雷保護により、屋外の過酷な環境下でも安定した動作を提供するPoEスイッチ。
給電箇所が限られる建設現場や山間部などの工事現場での電力供給をサポートする。
PoE++ Inポート×1とPoE+ Outポート×4を搭載し、1本のケーブルでデータと電力を伝送するため、展開が容易になり導入コストを削減できる。
PoEパススルーでの中継給電により、ギガビットの速度を損なわずに最長200m先まで電力を供給することが可能。離れた場所のセキュリティカメラやアクセスポイントなどの設置を実現する。
802.3btタイプ4(90W)・802.3btタイプ3(60W)・802.3at、802.3af PoEで給電する場合、それぞれ最大64W/44W/19W/6WのPoEバジェットをサポート。デバイスに必要なPoE電力を自動的に検出し、PoE非対応機器を損傷から保護する。
一括管理&リモート操作を行えるSG2005P-PDは、TP-LinkのSDNソリューション「Omada」に対応しているため、Omada AP・VPNルーター・コントローラーと併せた統括的なネットワーク構築が可能。
Omadaハードウェアコントローラーを使用すれば、月額費用0円で一括管理&リモート操作を行える。屋内外に設置された複数台のAPをより容易かつリーズナブルに運用できるだろう。
参考元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000081.000093240.html
製品ページ:https://www.tp-link.com/jp/business-networking/poe-switch/sg2005p-pd/
(文・Haruka Isobe)