米国ニューヨークに拠点を置く、生成AIを活用したコミュニケーションツールを提供するSaaS系スタートアップのOnetabが、新たな戦略およびパートナーシップ担当副社長としてJudah Guber氏を任命したことを2023年12月に発表した。
生成AIを活用したコミュニケーションツールを展開Onetabは、2023年に創立されたニューヨークを拠点とするスタートアップ企業。創立者兼CEOのSaket Dandotia氏と創立者兼CTOのAlok Patil氏が、インドを拠点にAI活用の映像編集サービスを提供するVideoVerse社を退社し、創立した。
Onetabは、会社と同名の「Onetab」という生成AIを活用したコミュニケーションツールを提供している。主にソフトウェア開発プロジェクトでの使用を想定して開発されたツールであり、開発からテスト、デプロイなどの工程で利用できる。
具体的には、GithubやGmail、Trelloなどのツールと簡単に連携して、ソースコードやToDoリストをOnetab上で共有することが可能だ。さらに、OnetabではAIを活用したデータ分析・ビジネスインテリジェンス(BI)機能も搭載している。
価格プランは「Kickoff Plan(無料)」「Team Collaboration」「Growth Plan」の3つを用意。無料プランでは最大5名までの利用と制限されているが、Growth Planは無制限。PC版だけでなくモバイル向けアプリも提供している。
大手紛争解決プロバイダー経験者が副社長に今回、Onetabの副社長に就任するJudah Guber氏は、過去に大手紛争解決事業者であるNational Arbitration and Mediation(NAM)のマーケティングおよびパートナーシップ担当副社長を務めた経験がある。
Onetabの共同創設者であるDandotia氏によると、Guber氏の加入が会社の効率的なスケールアップに寄与すると述べている。Judah Guber氏は今後、Onetabの成長と戦略的方向性を牽引する重要な役割を担うという。
Onetabは、独自のカスタムLLMモデルを使用して、チームの対話と作業プロセスに革命を起こすことを目指す方針だ。
参考・引用元:Onetab 公式サイト
(文・よし @yoshibizcom)