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野生のイノシシ1頭から豚熱の感染確認 胎内市では初の確認 《新潟》

TeNYテレビ新潟 2024年6月18日 16時41分

新潟県は18日、胎内市で捕獲された野生イノシシで豚熱の感染が確認されたと発表しました。

胎内市で確認されるのは今回が初めてです。

県によりますと豚熱の陽性が確認されたのは、胎内市で捕獲されたオスの野生イノシシ1頭で、体長110センチの成獣です。

猟友会によって捕獲され検査したところ、豚熱の陽性と18日、判明しました。

県内では2018年9月に調査が開始され、2020年4月に県内で初めての陽性が確認されて以来、これまでに妙高市や上越市、新発田市など14市町で野生イノシシの感染が76例確認されています。

ことしは今回の胎内市を含め県内で4例の感染が確認されているということです。

新潟県は養豚場での豚熱の発生を予防するため、すべての養豚場でワクチン接種をしているということですが、今回の陽性確認をうけ飼養衛生管理の徹底と異常豚の早期通報を指導したということです。

県によると豚熱は豚やイノシシの病気で人に感染することはありませんが、死んだイノシシは他の病原体を持っている可能性があるとして触らないでとしています。

また死んだイノシシを発見した場合は、発見場所の市町村へ連絡するよう呼び掛けています。

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