「命」など体で漢字を表現するギャグでおなじみのお笑い芸人・ゴルゴ松本さんが、新潟市内の高校で“特別授業”を行いました。
(リポート)
「大きな拍手に迎えられ、ゴルゴ松本さんが登場しました。命の授業スタートです」
全国各地の学校や少年院を回って講演を行うゴルゴ松本さん。
20日は新潟青陵高校に特別講師として招かれました。
【ゴルゴ松本さん】
「太陽は必ず昇るから、どんな暗い新月の夜でも必ず太陽は昇るから。友だちでもいい先輩でもいいから、誰かに自分の心の音を打ち明けてください。“心の音を見せる”と書いて“意見”だから。ちゃんと意見の言える大人になっていくんだ」
漢字や熟語の成り立ちを説明し“命”や“夢”をテーマに力を込めて投げかけます。
【ゴルゴ松本さん】
「自分の命の目の前にやってくる宿題というのは苦しく感じます。 困ったりします。ときには自然災害、“苦難”、“困難”、“災難”が続くことがあります。そういうことがないときもある。そういうことを“難が無い”と書いて“無難”。だけど無いだけじゃなくて歴史上あったんだ。無難じゃなくて“有難”。この漢字に先人たちが思いを込めて未来につなげた言葉があります。有難う、有難し、有難い、これ千年前もこの漢字を使っているから」
そして、授業の最後に伝えたメッセージは…
【ゴルゴ松本さん】
「自らを分けると自分で学んだものは分けていけ、もう十分です、十を分ける、たくさんあるものを分けて行けよ、独り占めしてはだめ。自分の技術は知恵はどんどん未来に使っていってください」
命の授業を受けた生徒たちは…
〈生徒〉
「“有難い”という言葉が困難にも感謝することが大事だと分かりました」
熱気に包まれた1時間。
生徒たちは大きな刺激を受けていました。
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