高齢化が進むコメ農家。“進化する農業機械”が助けになるかもしれません。新潟市では最新の農業機械を集めた展示会が始まりました。
“自動運転”機能もあるトラクターに…
遠隔操作できる農機具。
新潟市中央区で21日から始まった農業機械の大展示会です。30を超えるメーカーが出品し450点が並びました。
中でも注目が集まっていたのは…
人工知能・AIや情報通信技術・ICTを活用した“スマート農業”に関する機械です。
人手不足や高齢化に悩まされているコメ農家にとって生産性の向上が期待されています。
こちらはAIと衛星画像を掛け合わせ栽培を管理するシステム。
パソコンで田んぼの生育具合や日々の変化が確認できるほか、AIが予想降水量などを分析し、病気の発生リスクや水の管理に適したタイミングを教えてくれます。
〈コメ農家〉
「体を助けてくれるメリットがある。これからは機械に頼る。若い20代や30代の人が農業に参入してきてくれない」
〈コメ農家〉
「(最新のコンバインは)新しく入った若い子でもまっすぐ植えられたり、使える技術は使って、若い子も急に覚えられないのでそういうのを活用できたら」
この展示会は22日まで開かれています。
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