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「手足口病」警報を発令 まれに大人の感染も 警報は3年連続 手洗いの徹底やタオルの共有を避けるなど対策を ≪新潟≫

TeNYテレビ新潟 2024年6月28日 15時35分

新潟県は手のひらや足などに水泡性の発疹ができる「手足口病」について、1医療機関あたりの感染者数が国の基準を上回ったとして「警報」を発令しました。

感染者は主に幼い子供ですが、大人にも感染するとして、手洗いの徹底を呼び掛けています。

6月17日からの1週間で、県内55の医療機関から報告された手足口病の患者数は289人で1医療機関あたり5.25人と国の基準である5人を超えたことから県は27日、県内全域に警報を発令しました。県内で手足口病の警報が出されるのは3年連続です。

手足口病は口の粘膜や手のひら、足などに水泡性の発疹ができる感染症で、夏、幼い子どもを中心に流行します。

軽症で済む場合が多いですが場合によって髄膜炎や脳炎などを引き起こすこともあるといいます。

大人にも感染することがあるため、県は子ども・大人問わず、石けんを使った手洗いの徹底やタオルの共有を避けるなどの予防対策をするよう呼びかけています。

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