新潟地方気象台は８日、大雨と雷及び突風に関する新潟県気象情報を発表し、注意を呼び掛けています。
8日午前１０時３９分、下越に大雨警報が発表されました。
新潟県では、９日夜遅くにかけて大気の状態が非常に不安定となり、雷を伴い激しい雨が降る所があるでしょう。
雨雲が予想よりも発達した場合や停滞した場合には警報級の大雨となるおそれがあります。
気象台によりますと梅雨前線が華北から日本海、北日本を通って日本の東にのびており、前線は９日にかけて北陸地方付近に停滞する見込みです。
前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、県内では９日夜遅くにかけて、雷を伴い激しい雨が降る所がある見込みです。
［雨の予想］
８日から９日にかけて予想される１時間降水量は多い所で、
下越 ４０ミリ
中越 ４０ミリ
上越 ３０ミリ
佐渡 ４０ミリ
９日午前６時までに予想される２４時間降水量は多い所で、
下越 １５０ミリ
中越 １００ミリ
上越 ８０ミリ
佐渡 ８０ミリ
その後、９日午前６時から１０日午前６時までに予想される２４時間降水量は多い所で、
下越 １２０ミリ
中越 １２０ミリ
上越 １００ミリ
佐渡 ８０ミリ
下越では８日昼過ぎから夜のはじめ頃にかけて土砂災害に警戒してください。
県内は９日にかけて土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒が必要です。
また、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。
発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。ひょうの降るおそれもありますので、農作物等の管理にも注意してください。
（８日午前１０時４０分更新）