甲子園出場をかけた夏の高校野球・新潟大会。7月20日と21日、準々決勝4試合が行われ、ベスト4が出そろいました。
第1シード・帝京長岡と北越との一戦。
プロ注目の帝京長岡・茨木が今大会初めてマウンドに立ちます。
■1回オモテ
初回は制球が安定せず、2者連続でフォアボールを出しランナーを背負います。
しかし後続を連続三振に仕留めピンチを乗り切ます。
■1回ウラ
するとそのウラ。ツーアウト3塁のチャンスで打席に立った4番・茨木。自らのヒットで先制します。
本格派右腕の茨木。最速144キロの直球を軸に三振の山を築きます。
■9回ウラ
茨木は9奪三振の完封勝利。帝京長岡が準決勝進出を決めました。
〈帝京長岡 茨木佑太投手〉
「ことしは初出場がかかっている。あと2勝必ず勝ってチームとしても歴史に名を刻むというか歴史を変えられるようにやっていきたい」
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一方、2年ぶりの甲子園出場を目指す日本文理とノーシードで勝ち上がってきた新潟産業大附属の一戦。
■1回オモテ
1回オモテ。産業大附属は連続ヒットからチャンスをつくると犠牲フライで先制します。
■9回オモテ
一進一退の攻防が続き、2対2の同点で迎えた9回オモテ。
産業大附属は1番・戸嶋のヒットなどでツーアウト満塁の勝ち越しのチャンス。
ここで押し出しを選び貴重な1点を上げます。
これが決勝点となり産業大附属が勝利をおさめました。
そのほか25年ぶりのベスト4進出となる新発田南と去年の夏・準優勝の中越が準決勝へ駒を進めています。
準決勝は7月23日、ハードオフエコスタジアムで行われます。