23日も気温が上がり、三条市や長岡市などでは猛暑日となりました。4日連続で熱中症警戒アラートが発表されている中、新潟市内では熱中症にならないための対策講座が開かれました。
うだるような暑さの中、新潟市の海水浴場では気持ちよさそうに泳ぐ人の姿が。
Q)海に入ると暑さは?
〈訪れた人〉
「ちょうどいい。泳いでいると楽しい」
強い日差しが照り付けた23日の県内。
日中の最高気温は三条市と長岡市では35.6度、上越市高田で35.3度と35度を超える猛暑日となりました。最高気温35度を観測した新潟市中央区では信濃川沿いをランニングする人が…。
「ボクサーです、僕ら」
タイトル戦を控えている2人。
新潟市で合宿を行っているといいます。
〈プロボクサー〉
「15分くらいしか走ってないですけれど汗が止まらないです」
〈プロボクサー 宮本知彰さん〉
「日本ランキング12位なんですけどチャンピオンが勝てると思われてオファーかけられた。がんばります。合宿しっかりして」
〈プロボクサー 近藤明広さん〉
「39歳なので引退かけている。勝って(ボクシングを)続けられるように新潟パワーで頑張ります」
新潟の暑さを経験した2人の頑張りに期待したいですね。
こうした中、信濃川のやすらぎ堤では人が集まっていました。
〈講師〉
「“熱射病”になると意識障害はもちろんだけど内臓にも負担がかかるので、のちのち障害が残ってしまうケースも考えられます」
開かれていたのは熱中症の対策講座です。この時期、多くの人が訪れる信濃川沿いの“ミズベリング”。
客や飲食店の従業員への熱中症の予防につなげようと新潟市などが企画しました。参加者たちは顔色や汗のかきかたを観察することや日陰を有効活用することなどを学んでいました。
〈飲食店の関係者〉
「テントを張っていても日が当たる席があるのでなるべく日陰に席を寄せたりとか、アルコール飲まれるお客様には水分が出ちゃうので、お水とかを無理やりおすすめして飲んでもらう」
気象台は23日、今後3か月の予報を発表。
高温多湿となる傾向だとして、エアコンの効いた涼しい室内で過ごすとともにこまめな水分・塩分補給をおこない、熱中症を予防してほしいと呼びかけています。
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