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エアコンのない部屋で寝ていた90代女性 「熱中症」で死亡 《新潟》

TeNYテレビ新潟 2024年7月24日 17時9分

見附市で24日、90代の女性が熱中症により死亡しました。

県によりますと24日午前8時半ごろ、見附市に住む90代の女性が寝室で体調不良になったところを家族に発見され救急搬送されましたが、その後、熱中症により死亡が確認されました。

女性は夫と2人暮らしでしたが、1人でエアコンのない部屋で寝ていて、別居の家族が訪ねてきたところ体調不良で動けなくなったということです。

気象台によりますと県内は20日から4日間連続で「熱中症警戒アラート」が出されていて、23日は夜になっても気温が下がらず長岡や三条では熱帯夜となっていて、観測地点のない見附市でも熱帯夜だった可能性があるということです。

県内で熱中症による死亡は今夏、4人となりました。いずれも65歳以上の高齢者です。

県は、熱中症は室内でも発生するとして注意を呼び掛けています。

熱中症警戒アラートが発表されたら外出をできるだけ控える、部屋の温度に注意しエアコンなどを使用、こまめな水分補給などを呼び掛けるとともに、熱中症が疑われたときは、以下の対応をとるよう呼び掛けています。

《熱中症が疑われた時》

・涼しい環境へ避難

・衣服を脱ぎ、体を冷やす

・冷たい水またはスポーツドリンクなどを摂取

・自力で水分の摂取ができないときは、無理せずに救急車を呼ぶ

 現場でからだを冷やし、医療機関を受診することが重要としています。

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