梅雨末期の大雨が新潟の中心部を襲いました。新潟市中央区では２５日朝、３時間で１００ミリを超える雨が降り、各地で道路が冠水。通勤・通学の時間帯を直撃しました。
地面を打ち付ける激しい雨。
２５日朝の新潟市中央区です。
雨は降り続き…
（リポート）
「午前８時ごろの新潟市中央区です。道路が冠水し川のようになったところを車が走っています」
あっという間に道路は冠水。
車は水の中を走りますが、途中で停車。
川のようになった道路を走る車。
水しぶきが波のようになり、自転車を直撃。
住宅街も水に浸かりました。
雨が降る中、交通整理をする人も。
住民）「状況みたんだけど」
取材中にも稲光が。
住民）「こんなに大きな冠水は初めてだと思う」
新潟市中央区では午前９時２０分までの３時間に７月の観測史上最大となる１０６．５ミリの雨が降りました。
新潟市内では道路の冠水被害が４２件、住宅の床下浸水の被害が２棟報告されているということです。
通勤・通学時間帯を襲った記録的な大雨。
ＪＲでは信越本線や越後線などの一部区間で運転を見合わせました。
〈大学生〉
「大学行こうとして白山（駅）で止まってここまで歩いて帰ってきた。疲れました本当に。ズボンもずぶ濡れですし雷も怖かった。大変でした」
天候不良によって２５日に予定されていた高校野球新潟大会の決勝は２６日に順延されました。
大気の不安定な状態は２６日にかけて続く見込みで気象台は土砂災害や河川の増水などに注意・警戒を呼びかけています。
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