新潟県内は梅雨前線の影響で大気の状態が非常に不安定となり、新潟市中央区では7月の観測史上最大となる3時間に106.5ミリの雨が降りました。
新発田市には午前11時10分、「土砂災害警戒情報」が発表されています。
(リポート)
「午前8時ごろの新潟市中央区です。道路が冠水し川のようになったところを車が走っています」
県内は梅雨前線と湿った空気の影響で大雨となり、下越の一部地域に大雨・洪水警報が発表されています。
新潟市中央区では午前9時20分までの3時間に7月の観測史上最大となる106.5ミリの雨が降りました。
通勤通学時間帯を襲った大雨。各地で道路が冠水し渋滞が起きたほか動けなくなった車もありました。
この雨の影響でJRでは信越本線や越後線などの一部区間で運転を見合わせています。
〈大学生〉
「大学行こうとして白山で止まってここまで歩いて帰ってきた。疲れました、本当に。ズボンもずぶ濡れで雷も怖かった。大変でした」
新潟市によりますと午前11時までに道路の冠水被害が32件、住宅の床下浸水の被害が2軒報告されているということです。
気象台によりますと雨は一旦落ち着く見込みですが、26日にかけて警報級の大雨になるおそれがあります。
新発田市には現在警戒レベル4相当の土砂災害警戒情報が発表されています。
下越では昼過ぎにかけて大雨と洪水に警戒するよう呼びかけています。
また、25日に予定されていた高校野球・新潟大会の決勝は天候不良により26日に順延されました。
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