毎年8月2日と3日に行われる長岡まつり大花火大会。5年ぶりの週末開催ということもあり全国から多くの人が訪れています。大迫力の花火に期待が高まっています。
日中の長岡市中心部の最高気温は34.2度。
厳しい暑さの中ですが、長岡は祭りの熱気に包まれています。
Ｑ）どちらから？
「東京です。花火を観に。私は（長岡が）地元で東京に行ったので長岡花火だけは毎年帰ってきています。この花火を観ないと夏を越した感じがしない。今回初めて孫たちも全員集合する」
「僕が初めてで（妻が）2回目」
「最初応募したんですけど外れちゃってリセールで買いました」
「すごく楽しみ。夏だなーって感じ」
毎年8月2日と3日に行われる長岡まつり大花火大会。「日本三大花火」のひとつにも数えられています。
大迫力の「天地人花火」に…
全長約2キロ！圧倒的なスケールを誇る「復興祈願花火 フェニックス」。
20年前の中越地震の復興を祈る特別な思いが込められています。
5年前の週末開催は108万人が訪れた夏の一大イベントです。
2日午前、信濃川の河川敷では、クレーンで釣り上げられて出てきた大きな球体は…
（リポート）
「花火が打ち上げられる現場では、現在、三尺玉が筒の中に入れられようとしています」
長岡花火の名物「正三尺玉」です。
直径約650メートルもの大輪の花を夜空に咲かせます。
人の手も加わり、おそるおそる筒の中へ…
ことしは、円安などの影響で花火の原材料費が高騰。正三尺玉も値上げを余儀なくされたといいます。
それでも多くの人に例年通り、花火を楽しんでほしいと呼びかけています。
〈長岡煙火協会 石田章会長〉
「我々の準備も事故が起きないように一生懸命やっている。いろいろな災害もあったのでいろんなかたちで花火を観ていただいていろんな思いをもって帰ってほしい」
観覧席は午後4時からオープンということでさっそく席に着く人たちも。
〈訪れた人〉
「フェニックス目当てで来た。この距離だったら視界に収まらないんじゃないかとわくわくしている」
「食べ物と飲み物。たくさん家で作ってきました。友達と家族、姪っ子連れてきたので楽しみです」
気象台によると大花火大会が始まる夜7時台も長岡市では気温は30度ほどになるということで会場を訪れた人たちも“暑さ対策”を行っていました。
〈訪れた人〉
「暑いですね。思ったより暑かった」
Q）対策は？
「飲み終わっちゃったので買いに行きます」
〈訪れた人〉
「炎天下で使うのは初めてなのででも風があるだけだいぶ違う。ゆっくり待ちましょう。熱中症に気を付けて」
長岡のまちが熱く盛り上がる大花火大会。
午後7時20分から打ち上げが始まります。