熱戦が続くパリオリンピック。今大会ついに県勢初のメダリスト誕生です。フェンシング男子のエペ団体で新潟市西区出身の古俣聖選手が銀メダル獲得に貢献しました。
パリオリンピックフェンシングの男子エペ団体チェコとの準決勝。
リザーブとしてメンバー入りした新潟市西区出身の古俣聖選手が第2試合に出場します。
日本が4対7と3点を追う展開。
実況)「古俣、剣を抑えて、そして入っていきました。古俣のポイント」
積極的な攻撃で得点を重ねます。
さらに、第4試合でも着実に得点を積み上げ、決勝進出に貢献します。
そして、ハンガリーとの決勝。
3点を追う展開で古俣選手の勝負強さが光ります。
「いく、踏み込んだ」
「おし、おし、ほら来た」
「行く~古俣が爆発」
さらに…
「入ってくる背中だ」
「よし」
「いやぁもう、スーパーエースに名乗りを上げていますよ」
古俣選手の活躍で日本は、一時同点に追いつきます。
しかし、最後の最後まで接戦を演じますが、25対26であと1歩及ばず試合終了。
銀メダルを獲得した日本。
東京オリンピックに続き、2大会連続の表彰台です。
〈古俣聖選手〉
「銀メダルとれてすごくうれしいですけど、最後の試合はギリギリの試合だったので悔しさもあります。こんな歴史あるグラン・パレという大きい舞台で、演出もすごい舞台で最高の舞台でとても楽しかったです」
パリオリンピックでは古俣選手が県勢初の「メダリスト」となりました。