熱戦が続くパリオリンピック。日本人選手によるメダルラッシュでもはや「お家芸」になりつつあるスケートボード。そのメダリストもことし訪れた新潟の施設では未来のオリンピアンを目指し、子どもたちが汗を流しています。
華麗にボードを操る子どもたち…
勢いよくスピードに乗って…技を決めます。
昨年、新潟市に完成したこちらのスケートパーク。
階段や手すりなど街の中を再現した「ストリート」。お椀を組み合せたような形状の「パーク」。そして雨や雪でも練習ができる屋内エリアがあります。練習に励む子どもたち、始めたきっかけは…
〈中学生〉
「オリンピックの動画(見て)。楽しそうだから始めました」
前回の東京大会からオリンピックの正式種目となり、メダル獲得に沸いたスケートボード。
今回のパリの地でも…
実況)
「さぁ、これこそまさに逆転の…真の逆転の主人公…金メダリストだ!」
実況)
「乗ったー!決まったー!大逆転の金メダリストだ!」
オリンピック2連覇を果たした堀米雄斗選手に。
女子ストリートでは…
実況)
「決まった!決まりました!パリの風を浴びた!」
14歳、吉沢恋選手が金メダル。
15歳、赤間凛音選手も銀メダルを獲得しました。
日本の「お家芸」になりつつあるスケートボード。
こちらのスケートパークでもオリンピックで活躍する選手たちの影響で来場する人が増えているといいます。
〈新潟県スポーツ公園 園地管理課 中山貴広さん〉
「初心者のスクールの申し込みが非常に多くなってほとんど満杯。ここで練習している子がアスリートになって、そういう舞台に立っていただければ非常にうれしい」
そして、こちらのサイン…
銀メダリストになった赤間選手がことし3月、スケートパークを訪れた際に書いたといいます。
サインの前を通って練習に向かう子どもたち…
〈中学生〉
「将来の目標は大会で勝つこと。オリンピック。金メダルが欲しい」
〈小学生〉
Q)将来の夢は?
「オリンピックに出ることです。4年に1回なので16年後とかですね」
新潟から世界の大舞台へ…未来のオリンピアンに期待が高まります。