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波が高まり“遊泳注意”の海水浴場 遊泳者が流されたように見えたことから救助に向かった管理員の77歳男性が溺れて死亡《新潟》

TeNYテレビ新潟 2024年8月12日 16時59分

12日、上越市の海水浴場で、管理員で市内在住の男性(77)が溺れて死亡する事故がありました。

上越海上保安署の調べによりますと、上越市のなおえつ海水浴場で、12日午前9時半頃、“波が高まっている中”で泳いでいた家族4人がいました。

このうちの1人が波に流されているようにみえたことから、海水浴場の管理員の1人が笛を吹いて注意を促し、この情報を受け、管理所から77歳男性など管理員2人が海に入り救助に向かいました。

家族4人は自力で浜に戻り、別の管理員も自力で浜に戻ってきましたが、男性は溺れて、遊泳区域を示す浮き球をつかみ、浮き沈みする状況となりました。

男性の姿が見えなくなったことから家族の1人が助けに向かい男性を浜に引き上げましたが意識のない状態で、その後に病院に搬送されましたが死亡が確認されました。死因は溺死でした。

上越海上保安署によりますと、当時の波は約50センチで、”波が高まっていた”状況でした。

当時、海水浴場は「遊泳注意」として注意を促していたということです。

画像提供:上越海上保安署

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