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パリ五輪・女子7人制ラグビーに出場 原わか花選手「大声援の中で楽しかった」 今シーズンをもって選手生活に区切り 《新潟》

TeNYテレビ新潟 2024年8月16日 19時40分

パリオリンピック女子7人制ラグビーに出場した新潟市出身の原わか花選手。8月16日、取材に応じ「大声援の中で楽しくラグビーができた」と振り返りました。

今大会5試合を戦って3勝した日本。

新潟市秋葉区出身の原わか花選手も攻守に活躍。

日本は過去最高の9位で大会を終えました。

〈原わか花選手〉

「自分たちの仲間の声も聞こえないぐらいの大声援の中でラグビーをして、興奮もありましたし、東京(五輪)のとき以上の楽しさを感じながらラグビーできました」

最も印象に残ったシーンを聞くと、南アフリカ戦のトライ。

パスを受けると…約80メートルを激走。

(実況)

「そのまま行ってくれ原、全力疾走相手が迫ってきた。しかしトライだー!」

長い距離を走り切りトライを決めました。

〈原わか花選手〉

「仲間がうまくサインプレーで相手をずらして、ボールをもらった時点で私の前に(相手が)いなかったので、ここで走らなかったらいつ走るんだと思いながら走っていました」

東京オリンピック以降、故障もありましたが、家族の支えがあったといいます。

〈原わか花選手〉

「競い合うことがしんどくなってしまった時期があって、1回(ラグビーを)辞めようかと家族に伝えたんですけど、妹が『お姉ちゃんがラグビーしている姿をまだ見たい。辞めないでほしい』と伝えてくれて。もう1回頑張ろうと決意してパリを迎えました」

そして迎えた2度目のオリンピック。

日本選手団の一員として開会式に参加。

〈原わか花選手〉

「エッフェル塔と一緒に写真を撮りました。レインコート着て」

エッフェル塔をバックに“パリ”らしい写真を撮りました。

〈原わか花選手〉

「今まで現役生活が長くて、地元の子どもたちと触れ合ったりとか、地元の方たちとラグビーの魅力を伝えたり話したりという機会がなかったので、実際に出向いて一緒に体験しながら伝えていく活動ができたらいいなと思っています」

原選手は今シーズンをもって選手生活に区切りをつけ、その後、ラグビーの普及に努めたいとしています。

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