ことしのお盆期間の新潟県内を走る新幹線・特急列車の利用状況について、JR東日本新潟支社は乗車人数が前年比108%だったと発表しました。
JR東日本新潟支社によりますとお盆期間の利用者合計37万6000人(8月9日~8月18日)。
県内を走る新幹線・特急列車の利用状況は、下り線が18万8000人(前年比106%)、上り線18万8000人(前年比111%)の合計37万6000人で、前年の34万7000人から約3万人増えました。
一番利用が多かったのは下り線が8月10日(土)、上り線が15日(木)で、上り線については「台風7号の接近による予定変更が影響したと考えられる」としています。
JR東日本は台風7号接近の影響で16日(金)に上越新幹線などで一部の計画運休を実施していました。
利用者が増えた要因についてJR東日本新潟支社は「新型コロナウイルスが5類に移行して1年が経ったことから、より移動への抵抗感が無くなったのではないか」と話しています。
またお盆後半の上り線の利用が各日ほぼ横ばいだったことから、鉄道の分散利用がみられたのではないかとみています。