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新米「葉月みのり」の販売スタート 全国ではコメの品薄が問題に 県外に送るため買い求める人も 《新潟》

TeNYテレビ新潟 2024年8月20日 19時18分

コメの極早生品種「葉月みのり」の新米の販売が始まりました。全国ではコメの品薄が問題となっていて、県外の親戚に送るため買い求める人の姿もみられました。

8月20日、JAの直売所に並んだのは極早生品種「葉月みのり」の新米です。

〈購入した人〉

「おいしいんですよこれ、甘みがあって」

粒が大きく甘みが強いのが特徴の「葉月みのり」。

初日の検査では、1等米比率が100パーセントとなりました。

新米の季節が訪れる一方、全国で問題となっているのが…

(リポート)

「ここがお米のコーナーですね。 在庫はまだありますが…1家族1袋までと購入制限が設けられています」

「コメ不足」です。

こちらの店では令和5年産のコメが品薄状態で、購入制限をして対応しているといいます。

〈いちまん 高井栄二朗店長〉

「2か月くらい前からお米屋さんから『もしかしたら足りないかも』という話がきていた」

収穫量の良し悪しを示す「作況指数」。去年の県産米は、全国最低レベルの「やや不良」という結果に。

そのため、現在、出回っているコメが品薄になっているというのです。

ただ、9月上旬から新米が店頭に並ぶため、購入制限をかけて対応すれば買えないような事態にはならないと見込んでいます。

〈いちまん 高井栄二朗店長〉

「新米が出るまでの間つないでいけたらと思っている。買いだめはせず、みんなで楽しく新米を待てれば」

新米の販売が始まった「葉月みのり」。

20日は、県外の親戚に送る人も多くみられました。

〈三重の親戚へ〉

「いまコメ不足でみんな困っているでしょうから、早めにということで、きょう来ました」

〈東京の娘へ〉

「東京が品薄だって聞いてるもんだから、なおさら貴重ですよね。この時期おコメは」

コメ不足の中で迎える新米の季節。品薄の解消につながるのでしょうか。

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