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パリ五輪で注目集まる「ブレイキン」その魅力とは 新潟市内の教室には問い合わせが増加  音楽に合わせて即興ダンス 《新潟》

TeNYテレビ新潟 2024年8月21日 19時20分

パリオリンピックの新競技「ブレイキン」。日本から金メダリストが誕生し、新潟市内の教室には問い合わせも増えているといいます。音楽に合わせて即興で技を繰り出す「ブレイキン」。その魅力とは…。

新潟市東区にあるダンス教室です。

8月20日の夜、軽快なダンスを見せる子どもたちの姿が…。

踊っていたのは“ブレイキン”です。

この夏、熱狂に包まれたパリオリンピック。

今大会唯一の新競技として採用されたのが“ブレイキン”です。

ブレイクダンスとも言われ、個性あふれる踊りに、アクロバティックなダンス。

音楽に合わせて技を披露し、技術性や独創性など5つの要素で勝敗を決める1対1のダンスバトルです。

日本からは女子のAMI選手が金メダリストに輝き初代女王に。

男子ではSHIGEKIX選手が持ち味の力強いダンスで4位に。さらに日本選手団の旗手としてチームジャパンの顔を務めました。

東区にある“ブレイキン”の教室。

講師で新潟市江南区出身の和澄周平さんです。

大学時代にブレイキンと出会いパフォーマーとして活躍。いまは市内2か所で教室を開いています。

オリンピックのあと問い合わせや体験に訪れる人が増えているといいます。

こちらは初めて体験に訪れた5歳の男の子。

最初はどうしていいか分からず、戸惑う様子を見せていました。

そんな中、和澄さんが提案したのが…。

「ひとつ自分が一番かっこいいと思うポーズ決めて」

「はい」

オリジナルのポーズを決めること。

「これかな」

「それがいいの、オッケーじゃあそれを最後に決めてください」

すると…

音楽に合わせ軽快にダンス。ばっちりポーズも決まりました。

〈和澄周平さん〉

「もう自由です。かっこいいのは人それぞれだと思うので、それはもう自由」

ブレイキンの魅力。

それは正解がない自由なダンスだといいます。

〈ブレイキン講師 和澄周平さん〉

「ブレイキンをやっていて表現力が身につくとみなさんよく言う。正解がないゆえに自由に自分を表現できるという力も身につくと思いますし」

すっかり魅了されたようで、練習が終わってもポーズを決めていました。

〈親〉

「自分の発想で踊るというのがすごいなと思いました。恥ずかしがらずにこういうのできるのがすごいなと」

〈初体験の子ども〉

「楽しかった、またやりたい」

Q)それきょう覚えたの?

「うん」

Q)なんでそれにしようと思った?

「だってかっこいいから」

その人の個性が表れるブレイキン。

〈母親〉

「もともと自己表現が得意ではない方なんですけど、 ダンスを始めてから自分を表現することが少しずつできるようになってきた」

〈小学生〉

「リズムに乗って踊るのが楽しい」

Q)何か目標はある?

「オリンピックに出たい」

〈ブレイキン講師 和澄周平さん〉

「例えばここに外国の方がいてもブレイクダンスをすればもう仲良くなれる、そういった交流もすごく魅力的な部分。そういうのを広められたらいいなと」

自由で個性あふれるブレイキン。

オリンピックをきっかけにその魅力が広まっていきそうです。

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