Infoseek 楽天

柏崎刈羽原発での原子力災害想定 航空機と船舶を連動させた初の避難訓練 柏崎市長「高齢者への対応に不安」《新潟》

TeNYテレビ新潟 2024年8月24日 17時37分

 地震による原子力災害を想定し新潟県は24日、初めて航空機と船舶を使った避難訓練を柏崎市で行いました。

 訓練は地震により柏崎刈羽原発で原子力災害が発生した想定で行われ、地元の住民40人が参加しました。

 柏崎市内の公園に集まった住民はマイナンバーカードを使って自身の情報を登録したあと、陸上自衛隊のヘリコプターに乗りこみ柏崎港へ出発。その後、海上自衛隊の船に乗りかえて上越市へ避難しました。

 県が航空機と船舶を連動させて訓練を行うのは初めてです。

 小型の船から大型の船に乗り移る訓練も行われ、視察した柏崎市の桜井市長は高齢者への対応に課題があったと指摘しました。

<柏崎市・桜井雅浩市長>

「高齢者への対応といった部分に、拝見していて不安を感じる部分がございました」

県や柏崎市などは今後、冬にも訓練を実施していきたいとしています。

この記事の動画はこちらから再生できます

この記事の関連ニュース