早生品種のコメ、「つきあかり」の出荷が上越市で始まりました。全国でコメの品不足が続く中、担当者は「早く新米を届けられるよう努力したい」と話しています。
検査員が粒の大きさや色を調べているのは、早生品種のコメ、「つきあかり」です。JAえちご上越では、春先から生産時期を調整し、通常より1週間ほど早く出荷しています。ことしは安定した気候により順調に生育し、26日に検査したコメ約18トンはすべて1等米だということです。
〈JAえちご上越 羽深真一 経営管理委員会会長〉
「粒が大きくて食べ応えがあり食味もコシヒカリに負けないので、消費者の皆さんには喜んでいただけるコメかなと」
一方、全国でコメの品不足が続いていて、JAの担当者は「新米を早く届けたい」と話しています。
〈JAえちご上越 羽深真一 経営管理委員会会長〉
「コメ不足という話も出ているが、1日も早く消費者の皆さんに『えちご上越米』を届けられるように我々も努力したい」
「つきあかり」は、26日に検査された分は関東に出荷され、県内でも順次、直売所やスーパーマーケットなどに並ぶ予定です。
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