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【台風10号】非常に強い台風に変わり奄美地方の一部が暴風域に ゆっくりした速度で北上 県内への最接近は31日から9月1日頃か 県内27日昼過ぎから大気の状態不安定《新潟》 

TeNYテレビ新潟 2024年8月27日 10時43分

気象庁によりますと台風10号は、強い台風から、“非常に強い”台風に変わり、奄美市の東にあってゆっくりした速さで西北西へ進んでいます。

奄美地方の一部が暴風域に入りました。(27日午前9時50分発表)

気象庁によりますとその後、進路を北よりに変えて、ゆっくりとした速度で29日以降、西日本に接近するおそれがあります。

暴風や高波、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒してください。

東海地方では27日午前中は、線状降水帯が発生して大雨災害発生の危険度が急激に高まる可能性があります。

新潟県内への最接近は31日から9月1日頃とみられていますが、予報円が大きく今後の台風の進路によって変わる可能性もあるとしています。

また台風の間接的な影響から、新潟地方気象台は下越と佐渡で27日昼過ぎから28日夜のはじめ頃にかけて、落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょう、急な強い雨に注意を呼び掛けています。

27日から28日にかけて前線が日本海を南下する見込みで、この前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため県内は27日昼過ぎから大気の状態が非常に不安定となり、局地的に積乱雲が発達する見込みです。

ひょうの降るおそれもありますので、農作物等の管理にも注意してください。

台風10号により奄美地方と西日本では29日にかけて、猛烈な風が吹く所がある見込みです。

27日に予想される最大瞬間風速は、

  九州南部   35メートル

  奄美地方   60メートル

その後も、西日本では猛烈な風が吹くおそれがあります。

波も奄美地方で10メートル(うねりを伴う)、九州南部で8メートル(うねりを伴う)など、猛烈にしける所があり、その後も西日本では猛烈なしけとなるおそれがあります。

雨の予想です。

28日午前6時までに予想される24時間降水量は多い所で、

  東海地方   200ミリ

  近畿地方   100ミリ

  四国地方   100ミリ

  九州北部地方 100ミリ

  九州南部   200ミリ

  奄美地方   300ミリ

28日午前6時から29日午前6時までに予想される24時間降水量は多い所で、

  東海地方   200ミリ

  近畿地方   200ミリ

  四国地方   300ミリ

  九州北部地方 200ミリ

  九州南部   500ミリ

  奄美地方   400ミリ

その後、29日午前6時から30日午前6時までに予想される24時間降水量は多い所で、

  東海地方   300ミリ

  近畿地方   300ミリ

  中国地方   150ミリ

  四国地方   300ミリ

  九州北部地方 400ミリ

  九州南部   600ミリ

  奄美地方   100ミリ

線状降水帯が発生した場合は、局地的にさらに雨量が増えるおそれがあります。

厳重に警戒してください。

(画像:気象庁ホームページより27日午前9時現在)

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