県が発表した直近1週間の新型コロナウイルスの感染者数は、前の週より増加したことがわかりました。
県の感染症情報によりますと直近1週間（8月19日～25日）の1定点医療機関あたりの患者の報告数は12.77人で前週の8.91人から増加に転じました。
県は、お盆期間に休診する医療機関が多かったことから、休み明けに受診した人が増えた可能性も考えられるとしています。
また、去年の同時期に比べますと、ことしの感染者数は約6割となっていて、懸念されたお盆期間の感染拡大はある程度抑えられたのではないかということですが、夏休み時期が終わることから、今後の感染者数に注視したいとしています。
一方、県内では10週にわたって警報が継続されている「手足口病」は、直近1週間の感染者数が3.53人となり前週の4.95人より減少しましたが、国の基準「2」人を下回るまで警報が継続されます。
県は引き続き、基本的な感染対策の徹底や、体調不良時は、多くの人が集まる会合などの参加を控えるよう呼び掛けています。