さまざまな人が分け隔てなく生活する「共生社会」について学んでもらおうとパラスポーツのアスリートと小学生が交流する体験型授業が開かれました。
新潟市北区の木崎小学校。
児童たちが話し合っていたのは…
「早歩きで移動する」
〈児童〉
「ささじー(講師の笹島さん)が鬼の時だけボールを使う」
車いすに乗った人と一緒に「鬼ごっこ」を楽しむ方法です。
この取り組みはさまざまな人が分け隔てなく生活する「共生社会」について児童に学んでもらおうと、パラアスリートなどが講師となり全国の学校で行われています。
今回の講師は現役の車いすフェンシングの選手、笹島貴明さん。
児童たちはどのような工夫をすれば笹島さんと一緒により楽しく遊べるかを体験しながら学んでいました。
〈児童〉
「楽しくできるように工夫してみたら車いすの人ももっと楽しくできると思った」
「(笹島さんは)スポーツでケガしちゃったけど、人生をあきらめないで最後までやるということが一番大事だと思った」
〈車いすフェンシング 笹島貴明さん〉
「本来的には一緒に暮らしていけたり遊んだりもできるという心理的距離みたいなものが近づけられるというのが魅力のプログラムかなと思っている。楽しむことが一番大事と言ったんですけど楽しんでやってくれたと思う。」
この授業は今後も全国の小・中学校などで開かれる予定です。
この記事の動画はこちらから再生できます