20年前の中越地震で大きな被害を受けた小千谷市。地元の中学生たちが復興への感謝の言葉をつづったLEDライトを制作しました。
小千谷市の南中学校。全校生徒約50人が作っていたのはペットボトルの容器を再利用したLEDライトです。
〈生徒〉
「手助けをしてくれなかったら今のこの地域はなかったと思うので」
2004年の中越地震で震度6強を観測した小千谷市。19人が亡くなり、1万棟以上の住宅が被災しました。
南中学校がある地域も道路が陥没するなど大きな被害を受けました。
地震からことしで20年。
市内の小中学校では支援をしてくれた人や復興に尽力してくれた人への感謝の思いを込めたLEDライトの制作を行っています。
〈生徒〉
「(小千谷は)自然とかがいっぱいあるところが好きです。自分は体験したことがないけど復興してくれた人の感謝の気持ちを伝えられれば」
〈生徒〉
「(当時の人が)今の小千谷を残してくれたからこれからは自分たちがこの小千谷をつくりあげて受け継いでいきたい」
復興を遂げた小千谷を照らすやさしい光…。
制作したLEDライトは9月23日から1か月間、山本山の山頂に設置されます。