“てっぺん”を目指しているアルビが準決勝にコマを進めました。
サッカーYBCルヴァンカップ準々決勝、アルビレックス新潟は町田を2試合の合計スコアで上まわり、9年ぶりのベスト4進出を決めました。
2試合の合計スコアを競う準々決勝。
新潟は9月4日の第1戦で怒涛のゴールラッシュを見せました。
先制点は前半16分、ダニーロのクロスに長倉!
前半42分には小野が左足で仕留めて2-0。
さらに後半の立ち上がり長倉が流し込んで追加点。
その長倉、後半42分にはスルーパスに抜け出しゴール。ハットトリックを達成。
長倉は終了間際にも決めてこの日4得点。
大量5点のリードで新潟が快勝しました。
〈アルビレックス新潟 長倉幹樹選手〉
「5-0ですけど緩まずにしっかり突破していきたい」
◇
そして、8日、アウェーで行われた第2戦。
この日も長倉が町田ゴールに攻め入ります。
前半7分、ダニーロがドリブルで仕掛けてクロス、長倉が右足で合わせますが惜しくも枠の外。
その4分後にもスルーパスに抜け出してシュート。チャンスを演出します。
前半36分にも長谷川元希のパスから落ち着いて1人かわして長倉が狙っていく!
再三のチャンスも先制点を挙げることができません。
すると前半41分、一瞬のスキをつかれ町田に先制点を許すと…
前半終了間際にも失点してしまいます。
後半も猛攻を受けますがチーム一丸となって守り切った新潟。
第2戦は敗れたものの、2試合の合計で5対2とし、9年ぶりの準決勝進出を決めました。
〈アルビレックス新潟 松橋力蔵監督〉
「決めるべきところがいくつかあったなかで、そこをしっかり決めることでゲームは大きく変わることも、きょうのゲームでよくわかったと思いますし、一番高いところに立つにはあと3試合あるので我々のサポートをしてもらえたらと思います」
準決勝は10月9日と13日、川崎と2試合戦い、合計スコアを競います。これに勝てばクラブ史上初の決勝進出。国立競技場で「てっぺん」をかけた戦いに挑むことになります。