女子サッカーWEリーグクラシエカップ。アルビレックス新潟レディースは9月7日、マイナビ仙台レディースと対戦。18歳コンビの活躍で今季初白星をあげました。
7日、デンカビッグスワンスタジアムで行われた今シーズンのホーム開幕戦。
試合は0対0で折り返した後半。立ち上がりに前節1ゴールを決めた滝川のシュート！昨シーズンのチーム得点王・滝川が積極的に狙います。
続く後半5分にはキャプテン川澄のヒールパスに上尾野辺！幼なじみコンビの阿吽の呼吸でゴールに迫ります。
ホームでなんとしても勝利が欲しい新潟は後半19分、昨季3ゴールの石田と18歳コンビの田中・下吉を投入します。
するとこの3人が試合を動かします。
キーパーがはじいたボールを石田が猛然と追いかけマイボールにするとパスを受けた田中がDFを次々とかわして左サイドを突破！元日本代表の父・田中達也を彷彿とさせるドリブルから最後はクロスに合わせた下吉優衣！先制に成功します。
〈アルビレックス新潟レディース 下吉優衣選手〉
「（田中）聖愛がいいパスをくれたので触ったら入ったのでよかった。勝利につながる得点ができてうれしい」
〈アルビレックス新潟レディース 田中聖愛選手〉
「ボールをもらったときは少しでもゴールに近づけようと自分で前を向いてスピード勝負にもっていってあとの1対1は落ち着いて相手が動いたのが見えたので縦に運んで下吉優衣が走ってくるのがみえたのでパスしてゴールを決めてくれました」
ドリブルでは大きな歓声が―
〈アルビレックス新潟レディース 田中聖愛選手〉
「（歓声が）全然聞こえなくてゴールのときに入った！と思ってそこでようやく外の音が聞こえて歓声があって鳥肌モノでした。（試合後も）震えが止まらなくてチームの勝利に貢献できてうれしかった。家族が見に来てくれるのは嬉しいしアシストという形で勝利に貢献するところを見てもらえたのはすごく嬉しいです」
18歳コンビの活躍で得点を奪った新潟がこのまま先制点を守り切り、ホームで嬉しい今季初白星をあげました。
〈アルビレックス新潟レディース 川澄奈穂美選手〉
「目の前の1試合を全力で戦って遠くにあるタイトルに少しずつ近づきたい」
アルビレディースの次の試合はリーグ開幕戦。アウェーでAC長野パルセイロ・レディースと対戦します。