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“鳥インフルエンザ” 流行期を前に防疫訓練 自治体と民間企業で対応を確認 《新潟》

TeNYテレビ新潟 2024年9月10日 20時42分

新潟県内でも過去に猛威をふるった鳥インフルエンザ。流行期を前に、9月10日、家畜の伝染病の発生を想定した防疫訓練が行われました。

柏崎市で行われた防疫訓練。

県内で鳥インフルエンザなど家畜の伝染病が確認された場合に速やかに防疫措置を始めるため、毎年行われています。

鳥インフルエンザの疑いが生じた際、遺伝子検査で陽性が確定するまでの間に作業にあたる職員が集まる会場を設営します。

そして、防疫作業に向けて体調のチェックや防護服の着用など現場に向かうまでの流れを確認しました。

約200人が参加した10日の訓練。ことしは自治体の職員のほかに応援にあたる民間企業の従業員が初めて参加しました。

〈阪急交通社 多久田浩志さん〉

「感染症とか災害とか増えている中で職員にいろんな負担がかかってしまうのがあるので、我々は少しでもお役に立てればなと」

県内ではおととしから去年にかけて高病原性鳥インフルエンザが相次いで確認されたほか、ことし8月には初めて豚熱も確認されています。

〈県 畜産課 仲山美樹子 課長〉

「蔓延防止には迅速・的確な対応が必要なのでそこをみなさんからこういう動きをするんだと再確認していただく」

渡り鳥の行動が活発になるこれからの時期、鳥インフルエンザが流行する可能性があるとして、県は畜産農家に対し、消毒の徹底など対策を呼びかけています。

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