国土交通省・長岡国道事務所は、長岡市の国道17号の長倉高架橋の6か所で落書きが発見されたと発表しました。付近では8月中旬にも高架橋や地下横断歩道の24か所で落書きが発見されていました。
今回落書きが発見された現場とは
現場は長岡市長倉の国道17号長倉高架橋の中央分離帯の壁高欄（かべこうらん）や歩道などです。
（画像内の赤文字で書かれた箇所）
8月31日の道路パトロールで発見されました。
付近では8月17日にも落書きが発見されていました。
（画像内の黒文字で書かれた箇所）
中央分離帯の壁高欄に
今回、落書きが発見されたのは
中央分離帯の壁高欄が3か所
歩道の階段部分が2か所
照明制御盤が1か所
…となっています。
落書きの大きさは
大きさは中央分離帯の壁高欄が縦が約0.6メートル、横が約3.0メートルなどでした。
また歩道の階段部分の被害では、写真の箇所は縦が約0.5メートル、横が約0.8メートルでした。
シルバーのスプレーで落書きされていました。
被害届を提出
長岡国道事務所は、長岡警察署に通報後、9月3日に警察官と現地立ち合いを行いました。
9日に被害届を提出しています。
被害額は、落書きを消すための費用として約17万円ということです。
長岡国道事務所では「みだりに道路に落書きをすると一年以下の懲役または50万円以下の罰金の対象となります。このような景観を損ねる行為は決して許されるものではありません」としています。
相次ぐ落書き
8月17日には今回の現場から約600メートル離れた国道17号・中沢高架橋の橋脚と付近の地下横断歩道の計24か所で落書きが発見されていて、こちらも被害届が出され、被害額は約60万円ということです。
長岡国道事務所は道路パトロールを強化し中沢高架橋の落書きを含め防止対策を検討するとしています。