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熱中症で80代女性が死亡 県内では今夏5人目 県が注意を呼びかけ 《新潟》

TeNYテレビ新潟 2024年9月14日 19時19分

県は14日、柏崎市で80代女性が熱中症により死亡したと発表し、熱中症に警戒するよう呼び掛けています。

県によりますと14日、柏崎市に住む81歳の女性が自宅中庭で倒れているのを隣の家の住人に発見され、その後、駆け付けた救急隊によって病院へ搬送されました。

女性は搬送時には心肺停止の状態で、その後、病院で熱中症による死亡が確認されました。

県内で熱中症による死亡は今夏5人目となります。いずれも65歳以上の高齢者で、県は注意を呼び掛けています。

14日の県内には「熱中症警戒アラート」は発表されていませんでしたが、気象台によると柏崎市では日中の最高気温が31.8℃まで上昇、平年より5℃以上高い暑さとなっていました。

県は、熱中症が起こりやすいのは極端に気温の上がる猛暑日だけとは限らないとして、部屋の温度に注意しエアコンなどを使用、こまめな水分補給などを呼び掛けるとともに、熱中症が疑われたときは、以下の対応をとるよう呼び掛けています。

特に高齢者は暑さや水分不足の感覚が低下しているので周囲の家族や周囲の人などが見守ってほしいとしています。

《熱中症が疑われた時》

・涼しい環境へ避難

・衣服を脱ぎ、体を冷やす

・冷たい水またはスポーツドリンクなどを摂取

・自力で水分の摂取ができないときは、無理せずに救急車を呼ぶ

 現場でからだを冷やし、医療機関を受診することが重要としています。

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