敬老の日の16日、花角知事は100歳を迎える女性の元を訪れ、長寿を祝いました。また、見附市の高齢者施設では敬老の日を前に臨時の茶店がオープン。利用者らが久しぶりの買い物を楽しみました。
村上市に住む佐藤アイさん99歳。
敬老の日の16日、花角知事は11月に100歳を迎える佐藤さんを訪問し長寿をお祝いしました。
佐藤さんは大正13年11月11日生まれ。
新聞を読むことが日課で春までは畑仕事にも出ていたといいます。
まもなく100歳を迎える今も身の回りのことはほとんど1人でこなすという佐藤さん。
花角知事
「長生きの秘訣は?」
佐藤さん
「なんでも食べることだね」
特に好きだという食べ物は?
佐藤さん
「はらこ。はらこをご飯の上にこぼれるほどかけて食べている。この年でこんなにみんなから祝われるのはありがたい」
県のまとめによりますと今年度、新たに1189人が100歳を迎え、県内の100歳以上の高齢者は2427人。最高齢は111歳の女性だということです。
一方、見附市の高齢者福祉施設「すずらんの園」では13日、敬老の日を前に、職員たちが地元の菓子店協力のもと施設内に臨時の茶店をオープンしました。
普段外出しづらい利用者に買い物を楽しんでもらうために企画されたこのイベント。
利用者
「手に取ってみてもいいかしら」
開店とともに茶店には早速行列が。
利用者たちは用意されたお菓子やおこわなどを購入し非日常の雰囲気を楽しんでいました。
利用者
「(何を購入した?)お醤油おこわです」
「こういう景色を見たかったから一番先に来た」
「楽しい雰囲気だね。ただお菓子が並んでるのかと思ってきたらこういうセットが されていていいです」
さらに・・。
利用者
「久しぶりに飲むね」
お菓子に合うようにと職員が抹茶を用意するサービスも。
利用者
「おいしい、やっぱり甘いものが入らないとだめなんだね、お茶は」
すずらんの園 杵渕和美施設長
「利用者・入居者の笑顔が私たちどものやりがい。お茶とお菓子でみなさん風流な気持ちになっていただければ」
高齢者を敬う敬老の日、そこにはたくさんの笑顔があふれていました。
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