アルビレックス新潟は13日、YBCルヴァンカップ準決勝の第2戦で川崎に勝利。
第1戦との合計スコア6-1で快勝し、初の決勝進出を決めました。
第1戦で川崎を相手に4-1と快勝した新潟。
3点のリードを手に13日、アウェー会場に乗りこみました。
今シーズン……チームが目指すのは……。
【アルビレックス新潟 松橋力蔵監督（ことし1月）】
「ことしは“てっぺん”目指します」
クラブ史上初となるルヴァンカップ決勝進出をかけた大一番。
選手たちを後押ししようと会場にはおよそ5000人のサポーターが駆けつけました。
＜サポーター＞
「大事な試合になると思う絶対勝ちたい」
「絶対国立行くぞ！」
「ここに金色の星（タイトルの証）をつけたいなという思いできょうも精一杯応援しようと思って来た」
「てっぺんとりに行くぞ！」
サポーターの声援を背に選手たちは準決勝の第2戦に臨みました。
■前半1分
試合は立ち上がり。長谷川、長倉とつないでダニーロ ゴメス！
シュートでコーナーキックのチャンスを得ると…
■前半2分
キッカー橋本から遠いサイドの長倉！
ルヴァンカップで6ゴールをあげている長倉がヘディングで得点を狙います。
■前半10分
またしても長倉！しかしこのシュートは相手キーパーに阻まれます。
■前半31分
すると前半31分、宮本・長谷川とつないで抜け出した小見！
キーパーをかわして冷静に流し込んだ小見が値千金の先制点を奪います。
【アルビレックス新潟 小見洋太選手】
「ボールを奪った瞬間、モトキくんと目があったので、 相手の逆をついて。キーパーとの距離は近かったけど上手くトゥーキックで、時間もなかったので枠に入れることを意識して蹴り込みました」
■後半立ち上がり
新潟が1点リードで試合を折り返すと……
後半立ち上がり後がない川崎に立て続けに攻め込まれるも集中した守備で相手に隙を与えません。
■後半8分
迎えた後半8分のフリーキックのチャンスでは壁にあたったボールを橋本が再び上げ、合わせたのは稲村！
東洋大学4年の稲村が強烈なボレーシュートを放ちます。
■後半15分
阿部のゴールキックから長倉が抜け出しシュート！
弾かれたボールに小見！
しかしキーパーに阻まれ追加点とはなりません。
■後半44分
試合終盤になっても攻めを切らさない新潟は小野のクロスを秋山がトラップし最後は太田修介！
途中出場の太田が2試合連続ゴールを決めます。
このまま2-0で新潟が勝利！第1戦との合計スコアが6-1となりクラブ史上初のルヴァンカップ決勝進出を決めました。
【アルビレックス新潟 太田修介選手】
「新潟の新しい歴史を今、作り上げていて、今は嬉しいと いう気持ちよりも早く決勝をやって、勝って優勝したいなという気持ちの方が強くて」
「優勝したいなと強く思いました。」
失点が続き4連敗中のリーグ戦から一転、守備の安定が勝利を呼び込みました。
【アルビレックス新潟 舞行龍ジェームズ選手】
「（サポーターの喜びが）凄く嬉しかった、ホッというか、4連敗していたときもサポーターは苦しかったと思う。そういう喜んでいる顔を見られて本当に良かった」
悲願のタイトル獲得……てっぺんまであと1勝です。
【アルビレックス新潟 松橋力蔵監督】
「選手は本当に頑張ってくれたと思う。5000人と聞いているが会場に我々のサポーターが足を運んでくださってそのチカラをお借りしながら勇気を持ってプレーできた結果がきょうの結果だと思う。ファイナリストへの権利みんなで取れたことが非常に嬉しく思っている」
「自分たちが今持っている力をしっかりと出せるように、いい準備をしたいと思う」
名古屋と対戦するルヴァンカップ決勝は11月2日に国立競技場で行われます。