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【衆院選】注目の選挙区 新潟2区と4区 三つどもえの戦い 各候補の第一声は 《新潟》

TeNYテレビ新潟 2024年10月15日 19時36分

衆議院選挙が10月15日公示され、12日間の選挙戦がスタート。県内では5つの小選挙区から計15人が立候補しました。「裏金問題」などをめぐり論戦が予想される今回の選挙戦。

それぞれ三つどもえの戦いとなった新潟2区と新潟4区の第一声です。

(記者リポート)

「立候補の受け付けが始まりました。12日間の政治決戦が始まります」

15日朝、各陣営の関係者が県庁を訪れ、県内5つの選挙区に15人が立候補を届け出ました。

新潟県は6つあった小選挙区が5つに減少。新たな区割りでどこまで浸透できるかも問われる選挙戦です。

(※各候補の第一声は、動画でご覧になれます)

■新潟2区 3人が立候補 前職と新人の三つどもえ

TeNYテレビ新潟

県央地域と新潟市西区、西蒲区が選挙区となる新潟2区です。

立候補したのは、立憲民主党の前の議員・菊田真紀子さん、無所属の前の議員・細田健一さん、日本維新の会の新人・井上基之さんの3人です。

衆院議員として7期21年の経験を持つ菊田さん。

「政治とカネ」の問題を追及しつつ、世襲議員の制限や農家への戸別所得補償制度の復活などを訴えます。

細田さんは政治資金収支報告書への不記載についての謝罪から演説を始めました。

能登半島地震からの復興や農業や産業の振興などを連立与党として進めたいとします。

新人の井上さん。社会保険料を減らし、賃上げにつなげる政策を強く訴えます。

「古い政治を打ち破る」をテーマに、政治家への信頼を取り戻したいとしました。

今回の衆議院選挙。「政治とカネ」の問題を大きな争点としつつ物価高対策も焦点となります。

■新潟4区 3人が立候補 前職が三つどもえの戦い

TeNYテレビ新潟

長岡市や柏崎市が選挙区となる新潟4区です。

立候補したのは無所属の前の議員・泉田裕彦さん、自民党の前の議員・鷲尾英一郎さん、立憲民主党の前の議員・米山隆一さんの3人です。

泉田さんは物価高への対策や地方と大都市との格差是正を訴えます。

自身が「裏金の要求を受けた」と主張し、「金の影響で変わる政治でいいのか」と問いかけました。

「政治とカネ」の問題について潔白を表明する鷲尾さん。

政治不信を払しょくするため、使い道がわからない政策活動費の撤廃と政治改革の断行を誓いました。

これまでの自民党の政策を厳しく批判した米山さん。医師不足などが招く医療格差の解消と非正規雇用をなくすための雇用制度改革も強調しました。

それぞれ三つどもえの戦いとなった新潟2区と新潟4区。「政治とカネ」の問題などをめぐり、激しい論戦が予想されます。

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