見附市は期日前投票所で投票用紙の交付漏れがあったと21日、発表しました。
投票用紙の交付漏れが判明したのは見附市学校町に設置された期日前投票所です。
見附市選管によりますと20日、期日前投票所で1時間ごとに行っている交付枚数の確認をした際に、比例代表、最高裁裁判官の国民審査の投票用紙の残数がそれぞれ1枚多いことが判明しました。
期日前投票では受け付け後、最初に小選挙区の投票用紙を交付し小選挙区の投票を行った後、比例代表と国民審査の投票用紙を交付しますが、小選挙区の投票を行った有権者が、その後、比例代表と国民審査の投票について、棄権の意思表示をしないまま投票所を退出したとみられ、事務局が気付かなかったとしています。
見附市によりますと20日は、期日前投票所が混雑していたということです。
投票所を退出した有権者の特定に至っていないことから投票の意思が不明のため、交付されなかった投票用紙は「未交付」として扱われるということです。