10月27日投開票が行われた衆議院選挙。県内の小選挙区では立憲民主党が全勝しました。当選者5人が29日、最大の支持母体・連合新潟に支援の感謝と国政での決意を伝えました。
拍手の中、笑顔で登場した立憲民主党の当選者たち。
しかし、新潟3区で当選した黒岩宇洋さんの姿がありません。
4人のあいさつが終わろうとしたその時…
〈司会〉
「ちょうどタイミングよくいま黒岩さんがいらっしゃいました。よかった」
走って登場した黒岩さん。27日も5人の中で最も遅く“吉報”が飛び込んできましたが、この日も滑り込みです。
〈黒岩宇洋さん〉
「私がペーパー見たら16時までと。16時35分だと思って新発田を出ましてですね。お待たせしたこと本当に申し訳ございません」
選挙でも汗をかき、当選4回目、3年ぶりの国政復帰を果たしました。
〈黒岩宇洋さん〉
「国会に行くということは皆さんの声を代弁する権利が与えられたわけですから、働く皆さまから様々寄せられたその思いを責任を持って大きな権利を持って国に突きつけてまいります」
小選挙区で議席を独占した立憲民主党。当選者は期待と責任を背負います。
〈西村智奈美さん〉
「私たちが課せられている責任は今まで以上に大きいものがあると自覚をしております」
連合新潟は大躍進を評価しながらも厳しい激励を送りました。
〈連合新潟 小林俊夫会長〉
「今回の選挙戦は立憲民主党を含む野党系の政党に対し、その政策が支持されたというよりは自民党へお灸を据えるといった意味合いが強いのではないかと感じています。この勝利におごることなく有権者、生活者のための政治を進めてほしいと思います」
地元の支援を糧に国政に県民の声を届け存在感を示せるのか。
今後、手腕が問われます。
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